「多くの植物にとっても動物にとっても太陽光は強すぎれば有害であり、とりわけ水分がなければ死に直結する場合もあります。ゆえに多くの動物は穴の中、水中、森の中に生活の場を求めており、植物もまた葉を茂らせることによって大部分を日影にしてどうにか生き続けることに成功してきました。ほとんどの生物は太陽光が過剰な場合の対処として水分を蒸散して体温を下げています。

植物の光合成と光の強さの関係を表す特性(下図)においては各作物には一定の光の強さ以上の光は光合成量の増大にほとんど貢献できないことを示しています

この光合成量がほぼ一定になる光の強さをその植物の光飽和点と呼びます。

 

(例外としてサトウキビやトウモロコシのように飽和点を持たない植物もあります)

この光飽和点の特性より耕作地や牧草地の剰余の光線から農産・畜産物とともに電力をも得る方法が発明されます。 ここでついに太陽光発電には「大面積が必要」であるという最大の問題点を解決できる道が見つけられたことになります

 

 

 

 

 

 

 

 

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